アイキャッチ画像は、毎回AIに「同じ型」で作ってもらう(AI活用ノート第7回)

Web制作ノート

「AI活用ノート」第7回です。前回は、AIが書いた文章で、公開前に必ず確かめている4つのことを書きました。

今回は、記事の外側の話です。この連載のアイキャッチ画像は、毎回AIに作ってもらっています。

先に結論を書くと、画像生成で絵を描かせているわけではありません。自分で作った「型」を1枚用意し、変わる文字だけをAIに差し替えてもらっています。

アイキャッチで困っていたこと

アイキャッチは、記事の一覧やSNSで最初に目に入る画像です。大事なのは分かっていても、記事を書き終えたあとに作るのは、けっこう手間です。

困っていたのは、次の2つです。

  • 毎回デザインを考えると、時間がかかる: 色や配置をそのたびに迷う
  • 記事ごとに見た目がばらつく: 並べたときに、同じシリーズに見えない

特にシリーズものは、画像がそろっていると「続きの記事だ」と一目で分かります。

画像生成ではなく「型」を使う

「アイキャッチをAIで作る」と聞くと、画像生成AIに絵を描かせる方法を思い浮かべる人が多いと思います。

このブログでは、その方法は使っていません。毎回新しく描かせると、仕上がりがそろいません。画像の中の文字も、崩れたり読みにくかったりすることがあります。

そこで、型は固定し、変わる部分だけを差し替えるやり方にしています。絵を描かせるのではなく、「決まった場所に、決まった文字を入れる」作業を頼んでいるイメージです。シリーズで見た目をそろえたい場合は、こちらのほうが向いています。

型で決めていること

型は、第1回のアイキャッチとして自分で作ったものです。第2回からは、その画像をAIに渡して、差し替えを頼んでいます。

型を作るときには、「変えないところ」と「変えるところ」を分けておきます。

中身
変えないところ 画像の大きさ、色、文字の大きさと位置、シリーズ名と屋号
変えるところ 回の番号、「○○編」の名前、タイトル、小さな印

変えるところが少ないほど、仕上がりはそろいます。タイトルも記事のタイトルそのままではなく、画像に入る長さに縮めたものを入れています。

AIへの頼み方と、自分が見るところ

AIに伝えるのは、次の3つだけです。

  1. 回の番号
  2. 「○○編」の名前
  3. タイトルと、どこで改行するか

型は決まっているので、色や配置の指示はいりません。頼むことが少ないほど、伝え違いも減ります。

できあがった画像は、自分で確かめます。見ているのは3つです。

  • 文字がはみ出していないか: 長いタイトルだと、枠の外に出ることがある
  • 改行の位置が自然か: 言葉の途中で切れていないか
  • 前の回と並べて、そろって見えるか: 1枚だけではなく、並べて確かめる

気になるところがあれば、「ここで改行して」のように一言で直してもらいます。第4回で書いた「先に決めておくと、直しが軽い」と同じ考え方です。

作ったあとの流れ

できあがった画像は、決まったフォルダに、決まった名前の付け方で保存してもらいます。名前に回の番号を入れておくと、あとで探すときに迷いません。

そのあとのブログへのアップロードは、自分でやっています。理由は第2回に書いたとおりです。アップロードさえ済めば、記事への設定はAIに任せられます。

自分がやっているのは、「確かめる」と「アップロードする」の2つだけです。

まとめ ― 型を1枚決めると、2枚目からは迷わない

アイキャッチをAIに作ってもらうときのポイントを、まとめます。

  1. 型は自分で1枚作り、「変えないところ」と「変えるところ」を分ける
  2. AIには、変えるところだけを伝える
  3. 仕上がりは、前の回と並べて確かめる

最初の1枚を作るときは時間がかかります。そのかわり、2枚目からは迷うところがほとんどなくなります。

次の記事(最終回)

第8回では、新しい記事を企画するときに、検索する人が知りたいことをAIと一緒に調べる方法を書いています。シリーズの最終回です。

→ 記事を書く前に、検索する人が知りたいことをAIと一緒に調べる(AI活用ノート第8回・最終回)

シリーズ「AI活用ノート」(全8回)

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