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前回の最後に、「自宅トレーニングとジム通い、105kgだった当時どちらにするか悩んだ話を書く」と予告しました。今回はその話です。
結論から書くと、ジムを選びました。 最寄り駅前にある24時間営業のジムに、今も週1回のペースで通っています。
ただ、この記事で書きたいのは「ジムのほうがいい」ということではありません。自分が続かない理由から逆算すると、どちらを選ぶかは自動的に決まる、という話です。
105kgだった頃、まず自宅トレを考えた
運動を始めようと思ったとき、最初に考えたのは自宅でやることでした。理由は分かりやすいものです。
- 月会費がかからない
- 移動時間がゼロ
- 人目を気にしなくていい
- 思い立ったときにすぐできる
腕立てやスクワットなら道具も要りません。ダンベルを何本か買えば、それなりのことはできます。当時の自分にとっては、費用の面でも心理的な面でも、一番ハードルが低い選択肢に見えました。
でも、自宅ではモチベーションが上がらなかった
実際にやってみて、続きませんでした。
理由を後から振り返ると、はっきりしています。自宅は「いつでもできる」場所です。そして「いつでもできる」は、そのまま「いつまでもやらない」に変わります。
今日やらなくても、明日でいい。明日が無理でも、週末がある。そうやって先送りしても、何も起きません。誰にも会わないし、お金も払っていないので、やめたことにすら気づきにくい。
前回の記事に書いたとおり、私は以前から「運動を始めては数週間でやめる」を何度か繰り返していました。 そのときの原因は「毎日やらなきゃ」と自分にハードルを課しすぎたことでした。今度は逆に、ハードルが低すぎて手をつけない。どちらも、続かない理由としては同じところに行き着きます。
意志の量に頼る設計は、自分の場合は失敗する。
器具を買い足せば変わるかとも考えましたが、買っても続かなかったときに、置き場所と後悔だけが残ります。 そこで、自宅という選択肢を一度外して考え直しました。
ジムを選んだ3つの理由
① 設備がひととおり揃っている
通っているジムには、各種マシンのほか、ベンチ台とスミスマシンがあります。
自宅でここまでの環境を作ろうとすると、費用も場所も現実的ではありません。とくにベンチ台とバーベルは、置くだけでかなりのスペースを取ります。自宅では「やろうと思えばできること」の幅が、どうしても狭くなるのが実感でした。
② 月会費が抑えられる
24時間営業のジムは、スタッフが常駐する時間帯を絞っているぶん、月会費が抑えられているところが多いです。プールやスタジオレッスンが付いた総合型のジムに比べると、かなり差があります。
私はマシンを使えればそれでよかったので、使わない設備の分まで払わずに済む形を選びました。
③ 徒歩8分の距離にあった
最寄り駅の前にあるので、自宅から歩いて8分です。
そして今になって思うと、これが一番効いていました。
決め手は「設備」ではなく「徒歩8分」だった
ここが、この記事で一番書きたかったところです。
設備の良いジムはたくさんあります。でも、どれだけ設備が良くても、遠ければ行きません。
考えてみると、自宅トレが続かなかったのは「やる意志」が足りなかったからでした。だとすれば、ジムでも同じ問題が起きるはずです。「行く意志」が足りなければ、結果は変わりません。
そこで基準にしたのが、距離でした。
距離は、意志の消費量です。
片道30分かかる場所なら、往復1時間。それだけで「今日はやめておこうか」と考える理由が生まれます。でも徒歩8分なら、コンビニに行くのと変わりません。 出かける前に迷う時間がそもそも発生しない。
しかも私のペースは週1回です。週に1回、8分歩く。これなら負担として意識することすらありません。
そしてジムに着いてしまえば、やることは確定しています。 自宅と違って、そこには運動する以外の選択肢がないからです。テレビもベッドも仕事の机もありません。
つまり、必要だった意志は「トレーニングする意志」ではなく、「8分歩く意志」だけでした。ここまで小さくできたことが、1年半続いている理由だと思っています。
24時間営業であることの意味
もうひとつ、思っていたより効いたのが営業時間でした。
営業時間が決まっているジムだと、「仕事が長引いた」「今日は間に合わない」がそのまま行かない理由になります。そして一度スキップすると、次の週も同じことが起きやすい。
24時間営業だと、この言い訳が成立しません。「今日は無理」が「今日じゃなくていい」に変わります。 週1ペースなら、その週のどこかに行ければいいので、時間を理由に飛ばすことがなくなりました。
それでも自宅トレが向いている人
ここまでジムを選んだ理由を書きましたが、自宅のほうが合う人もいます。
- 移動時間をどうしても取れない人(小さな子どもがいる、勤務時間が不規則など)
- 器具を置くスペースがある人。ベンチ台を置けるなら、自宅でもかなりのことができます
- 人目があると集中できない人。これは向き不向きがはっきり分かれます
- 近くにジムがない人。片道30分の距離なら、正直おすすめしません
逆に言えば、「近所にジムがあって、自宅だと先送りしてしまう自覚がある人」は、私と同じ判断でいいと思います。
まとめ:続ける仕組みは「場所選び」から始まっている
前回の記事で、「特別な意志の強さではなく、続けやすい仕組みを先に作ることのほうが効いている」と書きました。今回の話は、その一番最初の部分にあたります。
場所選びの時点で、続くかどうかはかなり決まっています。判断の順番は、こうでした。
- 自分が続かない理由を先に見る(私の場合は「先送りしてしまう」)
- その理由が発生しない場所を選ぶ(着いたらやるしかない場所)
- そこへ行く負担を、迷わない水準まで下げる(徒歩8分・週1回)
設備や料金は、この3つを満たしたうえで比べるものだと思います。順番が逆になると、良い設備のジムに入会して行かなくなります。
ジム通いで使っているもの
持ち物は多くありません。週1回のことなので、あれこれ揃えるより「これがないと困るもの」だけにしています。
ドリンクボトル
トレーニング中の水分補給用です。プロテインシェイカーとしても使えるので、これ1本で足りています。800mlあると、途中で足しに行かずに済みます。
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トレーニングベルト
スクワットやデッドリフトのように、腰に負担がかかる種目で使っています。
最初から必要なものではありません。 扱う重量が軽いうちは、なくても問題ないと思います。ただ、重量が上がってくると腰への不安がそのまま「今日はやめておこうか」につながるので、そこを取り除く意味で導入しました。
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価格:7150円 |
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※価格は2026年9月時点の参考情報です。購入の際は最新価格をご確認ください。
シリーズ「105kgからの記録」
105kgだった頃から、週1ペースの筋トレを1年半続けている記録です。
- 第1回|筋トレ1年半で行き着いた愛用サプリ3選
- 第2回|プロテイン、結局どれがいいの?
- 第3回|筋トレを週1ペースで1年半続けられている理由
- 第4回|自宅トレかジムか、105kgの頃に悩んだ話(この記事)
- 第5回|週1でやっている16種目と、その選び方
- 第6回|食事でやめたものは、ほとんどありません
- 第7回|1年半で12kg。月に0.7kgのペースです
次回予告
次回は、週1回のトレーニングで実際に何をやっているのかを書く予定です。時間が限られているぶん、種目は絞っています。その中身をそのまま紹介します。


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