105kgあった頃から、週1ペースの筋トレを1年半続けています。
この回は、その1年半で何が変わって、何が変わらなかったかを書きます。
先に数字を出します。
| 始めた頃 | 105kg |
| 現在 | 93kg |
| 差 | 12kg |
| 期間 | 1年半(18か月) |
| 1か月あたり | 約0.7kg |
月に0.7kgです。
ダイエットの記事としては、かなり遅い数字だと思います。2か月で12kg減らす方法はいくらでもありますし、そういう記事のほうがよく読まれます。
ただ、このシリーズを1回目から書いてきて分かったことがあります。
遅かったから、まだ続いています。
変わったこと①:体重と、触って分かる筋肉
105kgから93kgになりました。
数字としては12kgですが、実感として大きかったのは体重計より体を触ったときでした。
肩や腕、胸のあたりを触ると、以前はなかった硬さがあります。見た目で分かるほどではありません。ただ、自分では確実に分かる。
これは体重が減ったのとは別の変化です。減らしただけなら、こうはなっていなかったと思います。
変わったこと②:体重より先に、日常のほうが変わった
順番でいうと、体重より先にこちらに気づきました。
- 階段の登りが楽になった
- 寝つきがよくなった
- 寝起きがよくなった
階段は分かりやすい指標です。以前は上りきったところで息が整うのを待っていましたが、今はそのまま歩き出せます。
体重計の数字は、数百グラム程度だと動いたのか誤差なのか分かりません。でも階段は毎日あります。 変化を先に教えてくれたのはこちらでした。
続けるうえでは、この順番がありがたかったと思っています。体重だけを見ていたら、最初の数か月で「効いていない」と判断してやめていた可能性があります。
変わったこと③:扱える重量は、徐々に上がっている
ベンチプレスもスクワットも、始めた頃より重いものを扱えるようになりました。
ただし徐々にです。週1なので、伸びるペースも週1相当だと思っています。
第5回で「重量や回数はあえて書かない」と書きました。今回も具体的な数字は書きません。理由も同じで、週1の人間の数字を基準にしてもらっても、読んだ人の役に立たないからです。
大事なのは数字そのものより、止まっていないことのほうでした。
変わったこと④:ジムに行くのが「予定」ではなくなった
これがいちばん変わった点かもしれません。
始めた頃は、ジムに行くことがその週の予定のひとつでした。行く日を決めて、行けるかどうかを考えて、行けなかったら気にする。
今は、考えていません。その日が来たら行くという状態になりました。
意志が強くなったわけではないと思います。第4回で書いたとおり徒歩8分で、第3回で書いたとおり週1でいいことにしてある。考える材料が、そもそも少ない状態にしてあります。
変わらなかったこと①:腹筋は割れていません
ここが、この回でいちばん書きたかったところです。
1年半やって、腹筋は割れていません。 まだ壁があります。
始めた頃、正直に言えば期待はしていました。1年半も続ければ、そのくらいにはなるだろうと。なりませんでした。
ただ、これを失敗として書くつもりはありません。
腹筋を割るには、食事をもっと厳密に管理する必要があります。カロリーと栄養素を計算して、食べるものを決めて、その通りに実行する。
それは、第6回で「やらない」と決めたことでした。
あの回で私は、禁止事項を作らなかったと書きました。お菓子も今でもほどほどに食べています。理由は、禁止を作った瞬間に、1個食べた日が「失敗」になって全部終わるからでした。
つまり、禁止を作らないと決めた時点で、この結果は選んでいたことになります。
割れていないのは、うまくいかなかったからではなく、そちらを取らなかったからです。
どちらが正しいという話ではありません。ただ、自分がどちらを選んだのかは、はっきりさせておきたいと思いました。
変わらなかったこと②:週1のまま。有酸素もやっていません
1年半、週1のまま増やしていません。
これは我ながら意外でした。普通なら、続けているうちに週2、週3と増やしたくなるはずです。実際、体重の減りが緩やかになった時期もありました。
そういうとき、多くの人は「頻度を増やす」という選択をすると思います。私もその発想は浮かびました。
増やしませんでした。
理由は単純で、増やしたら続かないと思ったからです。週1だから「今週は行ったな」で終われる。週3にした瞬間、1回飛ばすたびに罪悪感が発生します。
有酸素運動も、今もやっていません。やったほうがいいのは分かっています。ただ、やることを増やすと、元からあるものが崩れるという感覚のほうが強かった。
結果として、1年半で一度も途切れていません。 増やしていたら、たぶんどこかで止まっていたと思います。
できないこと:大会に出る人のような減量
ここははっきり書いておきます。
大会に出る人がやるような減量は、私にはできません。 やっていませんし、これからやる予定もありません。
期間を決めて、食事を計算して、体脂肪を絞りきる。あれは別の競技だと思っています。同じ「筋トレ」という言葉で括られていますが、必要な覚悟の量が違う。
だからこのシリーズは、そこを目指す人には役に立ちません。 もっと効率的で、もっと厳密な情報が他にあります。
このシリーズが書いているのは、そこまでやる気はないが、何もしないのも違うと思っている人に向けた記録です。
まとめ:遅さは、失敗ではありませんでした
このシリーズの第3回以降を並べると、私がやってきたことは全部同じ形をしています。
| 回 | 下げた負担 | その結果 |
|---|---|---|
| 第3回 | 頻度(週1でいいことにした) | 1年半、途切れていない |
| 第4回 | 移動(徒歩8分を選んだ) | 行かない理由が消えた |
| 第5回 | 判断(その日の部位を決めるだけ) | 考える前に始められる |
| 第6回 | 我慢(禁止事項を作らない) | 腹筋は割れていない |
| 今回 | — | 1年半で12kg(月0.7kg) |
負担を下げた分だけ、結果も緩やかになっています。当たり前といえば当たり前です。
全部を下げたから、全部が遅い。そして遅いから、まだ続いています。
もし最初に「半年で20kg」と決めていたら、その半年は本気でやったと思います。そして半年で終わっていたと思います。今この記事を書くこともなかったはずです。
1年半たっても腹筋は割れていませんし、大会に出る人のような体にもなっていません。ただ、階段は楽になりましたし、来週もジムに行きます。
それで十分だと思っています。
この記事は、105kgだった私が1年半のあいだに実際にやってきたことの記録です。私は運動や栄養の専門家ではありません。持病がある方、体に不安のある方は、医師など専門家に相談してください。
シリーズ「105kgからの記録」
105kgだった頃から、週1ペースの筋トレを1年半続けている記録です。
- 第1回|筋トレ1年半で行き着いた愛用サプリ3選
- 第2回|プロテイン、結局どれがいいの?
- 第3回|筋トレを週1ペースで1年半続けられている理由
- 第4回|自宅トレかジムか、決め手は設備ではなく「徒歩8分」でした
- 第5回|週1の筋トレで実際にやっている16種目と、その選び方
- 第6回|食事でやめたものは、ほとんどありません
- 第7回|1年半で12kg。月に0.7kgのペースです(この記事)
ここで一区切りです。続けている限り、また書くことは出てきます。 次に何か変わったら、そのときに第8回を書きます。


コメント